セブンイレブンの公式サイトに記載されるアレルギー情報は、コンビニ業界では飛び抜けてます。
他のコンビニでは店内調理品だけってところが多いなか、セブンイレブンはおにぎりもお弁当も冷凍食品も、店内全商品のアレルギー情報を網羅してるんじゃないってくらい充実しています。
どんな情報が載っているのか、見ていきましょう!(2023年10月01日時点の情報です)
セブンイレブンの公式サイトアレルギー情報! 公式サイトで確認できるのは特定原材料7品目(全商品)と特定原材料に準ずる21品目(店内調理品)!!
セブンイレブンのアレルギー情報としては、原材料に使用されている28品目が商品情報として掲載されています。28品目の内訳は以下のようになっています。
- 特定原材料7品目:えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
- 特定原材料に準ずるもの21品目:アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
セブンイレブンが他のコンビニ各社を凌駕しているのがアレルギー情報の「量」です。28品目というアレルゲン数は他と一緒ですが、お弁当をはじめとしてあらゆるジャンルの食品についてアレルギー情報を網羅的に掲載してくれているんです。
しかも、全国展開しているため、各地域ごとに生産工場や調達原材料もそれぞれ異なるのかもしれません。販売地域ごと、販売商品ごとにアレルギー情報がはっきりと分かるように掲載されているんです。
これ、実はすごく大事なことで、いつも食べているものだからといって、旅行先などの普段と異なる地域で同じ商品だと思って購入したとしても食べられない成分を含んでしまっていることがあるってことです。地域や時期が異なる場合には、特に注意が必要です。購入時にはラベルをきちんとチェックする習慣をつけてしまった方が良さそうです。
各商品の表示については、表示義務のある「特定原材料7品目」の表示が基本となっているようです。表示推奨となっている「特定原材料に準ずるもの21品目」については店内調理品のみとなっており、アレルゲン数の情報は充実していますが、おでんなどのように一緒の鍋で調理してものもあるから、コンタミにも注意を払う必要のある方は特に気をつけた方が良さそうです。
また、工場のラインにおけるコンタミ可能性については、表示記号の使い分けがされていないため公式サイトでは確認することができないようです。
商品カテゴリーの一覧は次のリンク先ページとなります。
商品カテゴリーごとのリンクは下にまとめておきました。商品カテゴリーからさらにそれぞれの商品リンクに飛ぶことで、原材料として含まれるアレルギー成分情報にたどり着くことができます。
- おにぎり:特定原材料7品目
- お寿司:特定原材料7品目
- お弁当(チルド弁当含む):特定原材料7品目
- サンドイッチ・ロールパン:特定原材料7品目
- パン:特定原材料7品目
- ドーナツ:特定原材料7品目
- そば・うどん・中華麺:特定原材料7品目
- スパゲティ・パスタ:特定原材料7品目
- グラタン・ドリア:特定原材料7品目
- 惣菜:特定原材料7品目
- サラダ:特定原材料7品目
- スイーツ:特定原材料7品目
- アイス:特定原材料7品目
- 揚げ物・フランク・焼き鳥:特定原材料7品目/特定原材料に準ずる21品目
- おでん:特定原材料7品目/特定原材料に準ずる21品目
- 中華まん:特定原材料7品目/特定原材料に準ずる21品目
- セブンカフェ:特定原材料7品目/特定原材料に準ずる21品目
- セブンプレミアム:特定原材料7品目
セブンイレブンのメニュー検索!ダメなアレルゲンを含まないメニューを一括表示できるよ🎵
セブンイレブンの扱うフードメニューはなんと2000種類以上!食べられない原材料のチェックは店頭で実際に商品を手に取って確認するのがやっぱり確実だし安心です。
とはいえ、事前にチェックできれば買い出しの時に買い出し部隊に「これ買ってきて!」ってお願いすることもできます。これ、お願いする方もお願いされる方も お互いに安心できるんです。
こちらのページに検索ツールを作ってみたので是非さわってみてくださいね。
使い方を簡単に書きますと・・・
- Categoriesから 【セブンイレブン】またはその下の階層にあるカテゴリー(例えば 【お弁当】 とか)を選びます。(Categoriesは一つだけしか選択できません)
- Tagsから除去したいアレルゲンを選択します。(Tagsは複数選択できます) 例えば、乳製品と卵を除去する場合には 『乳なし』『卵なし』を選びます。(原材料として含まれていないもののみが検索対象となります)
- 実行ボタンをタップすると、あなたが食べても大丈夫なメニューが表示されます。
それぞれのメニューページからはセブンイレブンの公式ページの商品ページにもジャンプできるようになっているので、必ず確認してくださいね。(商品改変でリンク先ページがなくなっている場合もあります。そのときはゴメンなさい)
セブンイレブンのアレルギー情報 「知って欲しいアレルギーのこと」で食物アレルギーの正しい知識をまなべる!
『知って欲しいアレルギーのこと』というタイトルで次のような解説がされています。
Vol.1 食物アレルギーってなに?
- 食物アレルギーは免疫による防御反応
- 食べ物に含まれるタンパク質が原因
- 「アトピー」と「食物アレルギー」の併発
という項目で詳しい解説がされています。
症状や発症時期が重なることから、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎を同じものだと思ってしまう人もいるようで、これらは異なる病気だということにも注意が必要なようです。(ここの部分の説明をもう少し詳しくしてもらえるとよかったかなぁ と個人的には思いました。異なる病気だからこそどうなん?)
Vol.2 食物アレルギーの原因食物(木の実類)
- 1人あたりの原因食物の数
- 木の実類のアレルギー増加
- 食品表示を見るのは一苦労
アレルゲン表示には表示義務のある7品目や表示推奨となる21品目などがありますが、食物アレルギーのある人がこれらすべてを食べられないわけではありません。商品パッケージに記載されている原材料表示をしっかり確認して、自分にとって安全な原材料を使っている商品を選ぶ必要があります。ひとつひとつ原材料表示を確認して選ぶことになるので、手に取った商品を戻すという行為を繰り返すことにもなります。こういった事情もあるのだということを周囲の方々にも知ってもらえるとありがたいですね。
Vol.3 食物アレルギーがある人はどんなことに困っている?
- 学校生活で「食べ物」に関わるたくさんのこと
- 学校内だけでなく、外部との調整が必要なこと
ここでは食物アレルギーを持つ人たちの声を紹介しています。食物アレルギーがあることで学校生活においてもいろいろな制約を本人および家族は受けることになります。アレルギーあるある話ばかりでした。
ウチの息子の場合、幼稚園から毎日お弁当持参でした。これは小学校、中学校、高校、(ついでに予備校も)とずっと続きました。毎日のお弁当作りはなかなか大変だったようです。(妻担当)
部活で遠征する際には、ほぼほぼコンビニ飯でしたが、お弁当やおにぎりの原材料表示のおかげで食べたいものを選ぶことができて助かりました。(今現在も助かってます)
合宿、修学旅行など、泊まりがけの際には旅行業社や宿泊先とのメニュー調整などを綿密に行いました。
Vol.4 アレルギーの原因食物は28品目だけじゃない!?
- 1人にいくつくらいアレルゲンがあるのか
- 木の実類、魚介類、果物類
- やみくもに、たくさんのアレルゲンがあるわけではない
- 28品目不使用食品は万能ではないことに注意して
Vol.2を補強しつつも表示28品目だけ除去していれば大丈夫というものではないことを説明してくれています。実際に28品目でカバーでされていないアレルゲンに反応してしまう人もいるようです。
どのアレルゲンに強く反応が出てしまうのか、そのアレルゲンを含む食品は除去すべきものなのか、など詳しいことは医療機関で調べてもらうことが大切です。血液検査をすることになると思いますが、血液検査の結果で分かったアレルゲンは絶対に食べられないものだというわけでもないので、お子さんの成長に必要な栄養と食物アレルギーの治療についてはお医者さんと良く相談した方が良いです。
ウチの場合、血液検査の結果では米も大豆も小麦も高い数値が出ていましたが、検査前からずっと食べ続けていても症状は出ていませんでした。(だから今後も大丈夫という保証は当然ありません)
なお、飛び抜けて高い数値を叩き出し、実際に体に入れると重いアレルギー症状を発症する牛乳(乳製品)は大人になった今も除去を続けています。粉ミルクも飲めなかったので、赤ん坊から大人になるまで牛乳をまったく飲んでいませんが、家族で一番背が高くなりました。(182センチくらい)
身長伸ばすのに、どうやら牛乳は必須栄養源ではないようです。
セブンイレブンのアレルギー情報 アレルギー表示のあれこれを知る!
- 表示の対象となるアレルギー物質
- 表示されるアレルギー物質の名称
- 表示の義務がある食品
- 個別表示と一括表示
アレルギー表示にも上記の項目それぞれにお作法があるようです。ここの内容をしっかりと覚えておかないと、実際の商品の原材料名表示を見てもうっかり見落としちゃうかもしれません。
難しい内容ではないですが、ややこしい! って感じです。しっかり理解しましょう。
セブンイレブンのアレルギー情報 商品の表示ラベルの見方を知る!
- 名称
- 原材料名
- 原材料(食材)
- 食品添加物
- アレルギー情報
- 期限表示(消費期限・賞味期限)
- 保存方法
- 栄養成分表示
上で紹介した「アレルギー表示」の見方にも関連してきますが、そもそもの商品表示ラベルがどう書かれているのかを詳しく説明してくれています。
表示ラベルに記載される「表示項目」「表示順」「内容」は「食品表示法」という法律によって決められているんだそうです。
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